2026.07.05 公開 事業開発支援

【導入事例】美容室運営法人様が自社の集客ノウハウを事業化し、
初月から月100万円の新規事業を立ち上げ。

美容室運営法人様の新規事業立ち上げを支援した事例メインビジュアル
事例概要

複数店舗を展開する美容室運営法人様が、本業で培った集客ノウハウを新規事業として立ち上げた事例です。自社サロンの集客で成果を出してきたWebマーケティングのノウハウを、他の事業者へ提供するサービスにしたいという構想はあったものの、提供を支える仕組みを持っていませんでした。そこでMIRAINAが自社で保有していた投稿システムを掛け合わせ、サービスとして成立する形まで仕立て直し。新規開発投資を発生させずに事業を立ち上げ、初月から月100万円以上の売上を生み出す事業へと成長しました。本業で積み上げたノウハウを、別の収益源へと転換したアプローチの事例です。

DATA

クライアント様について

項目 内容
業種 美容室運営法人(複数店舗展開)
保有資産 自社サロンの集客で培ったWebマーケティングノウハウ
提供サービス 既存システムの提供/サービス設計/新規事業化の支援
成果 立ち上げ初月から月100万円以上の売上

このクライアント様は美容室の運営が本業ですが、自社サロンの集客においてWebマーケティングの成果を積み上げてきた実績がありました。同じ課題を抱える事業者は業界内に数多く存在するため、「このノウハウ自体が商品になるのではないか」という発想が新規事業の出発点になっています。

BEFORE

本業で勝ちパターンはできていた。
ただし、売るための仕組みがなかった。

クライアント様は美容室の運営を本業としながら、自社サロンの集客において実践的なWebマーケティングのノウハウを蓄積していました。何をどの順番で発信すれば来店につながるか、どの導線が効くかといった判断が、感覚ではなく型として社内に残っている状態です。

そのノウハウを他の事業者へ提供する新規事業の構想はありました。しかし、ノウハウを再現性のあるサービスとして届けるための仕組みがありません。人が動いてコンサルティングとして提供することは可能でも、本業である店舗運営を抱えながらでは供給量に限界があり、事業としてスケールしないという構造的な問題を抱えていました。

システムを新規開発する選択肢もありましたが、投稿システムをゼロから構築する場合、開発期間は数ヶ月、初期投資は数百万円規模が見込まれます。本業とは別の領域で、事業として成立するかの検証すら済んでいない段階でその投資判断を下すのは現実的ではなく、構想のまま保留されていました。

一方でMIRAINA側は、既に稼働実績のある投稿システムを自社で保有していました。ただし、それを美容業界の事業者へ届けるための現場ノウハウと顧客基盤は持っていません。双方が持っているものと足りないものがちょうど噛み合う状態だったことが、この取り組みの出発点です。

それぞれ単独の状態
  • クライアント様:ノウハウはあるが仕組みがない
  • 人が動く前提のため本業と両立できない
  • 新規開発は数ヶ月・数百万円規模
  • MIRAINA:システムはあるが美容業界の顧客基盤がない
→
掛け合わせた状態
  • 既存システムをそのまま商品基盤に転用
  • 仕組み提供で本業と並行して運営できる形へ
  • 開発投資なしで事業を開始
  • 立ち上げ初月から売上が発生

図解:本業のノウハウと既存システムを掛け合わせた事業立ち上げ

SOLUTION

作らずに立ち上げる。
既存システムをサービスへ仕立て直した。

MIRAINAが行ったのは、自社保有の投稿システムをクライアント様が販売できるサービスの形へ仕立て直すことでした。社内利用を前提に作られていたシステムを、外部のエンドユーザーが使う前提へ調整し、提供単位・権限設計・サポート体制を含めて商品として成立する形に整えています。

並行して、クライアント様が自社サロンの集客で培ってきたノウハウをシステムの機能としてどこまで再現できるかを整理しました。これまで現場の判断で行っていた部分のうち、型として落とし込める領域を機能に置き換えることで、人が張り付かなくても提供できる範囲を広げています。本業を抱えたまま新規事業を回すには、ここが最大の条件でした。

事業化にあたっては、価格設計、提供フロー、サポート範囲の切り分けまで一緒に設計し、クライアント様が自社サービスとして自走して販売できる状態まで伴走しました。MIRAINAは裏側のシステム提供と技術サポートに回り、表に立つのはクライアント様という役割分担にしています。

  • Step 01 保有資産の
    棚卸し
  • Step 02 サービス
    要件の設計
  • Step 03 既存システムの
    商品化調整
  • Step 04 価格・提供
    フロー設計
  • Step 05 販売開始・
    運用伴走

図解:既存資産を掛け合わせた新規事業立ち上げプロセス

論点 ゼロから開発する場合 既存システムを転用した場合
開発期間 数ヶ月規模 調整のみで開始可能
初期投資 数百万円規模 新規開発投資なし
稼働の確実性 リリースするまで不明 稼働実績あり
検証タイミング 開発完了後 販売開始直後から
本業への負荷 開発管理の工数が発生 本業と並行して運営可能

RESULT

本業とは別の収益源が、
立ち上げ初月から月100万円に。

立ち上げ初月の売上
100万円以上
新規開発への初期投資
0円
事業開始までの開発期間
短縮

新規事業は立ち上げ初月から月100万円以上の売上を記録しました。既存システムを転用したことで開発期間を圧縮でき、構想から販売開始までの時間を大幅に短縮できたことが直接の要因です。

さらに重要なのは、初期開発投資が発生していないため、売上がそのまま事業の成果として残る構造になっている点です。一般的な新規事業では初期投資の回収に一定期間を要しますが、このスキームでは回収フェーズを経ずに収益フェーズへ入っています。

クライアント様にとっては、店舗数に依存しない収益源を本業の外側に持てたことが大きな意味を持ちます。美容室の売上は席数と稼働時間に上限がありますが、仕組みで提供するサービスにはその制約がありません。

評価項目 取り組み前 取り組み後
収益源 店舗運営のみ 店舗運営 + 新規事業
ノウハウの扱い 自社サロン内で活用 商品として外部提供
供給量の上限 本業の稼働時間に依存 システムでスケール可能
新規開発投資 数百万円規模の想定 0円
初月売上 — 100万円以上

CHANGE

初月から月100万円以上。
年商換算で1,200万円規模の新規収益。

新規事業は立ち上げ初月から月100万円以上の売上を記録しました。この水準を維持すれば年商換算で1,200万円規模の収益源になります。しかも新規開発投資は0円のため、投資回収フェーズを経ずに初月から収益フェーズへ入っています。

美容室の売上は席数と稼働時間が上限です。伸ばすには出店するか単価を上げるしかなく、いずれも相応の投資と時間を要します。今回の事業にはその制約がなく、本業の店舗数とは無関係に伸ばせる収益源を確保できました。

本業で蓄積したノウハウが、在庫も原価も持たない商材になった点も効いています。自社サロンで実践して成果が出ている内容のため、商品化にあたっての検証コストも発生していません。クライアント様側では、採用・教育など他領域のノウハウについても同様に事業化できないかの検討が進んでいます。

POINT

開発力ではなく、
組み合わせの設計で事業を立ち上げた。

POINT 01|本業のノウハウをそのまま商材にした
自社サロンの集客で実際に成果が出ている型を商品の中核に据えました。机上のノウハウではなく実践で検証済みであることが、そのまま提供価値になっています。
POINT 02|稼働実績のある既存システムを転用
ゼロから開発せず、すでに動いているMIRAINAのシステムを商品化。開発期間と初期投資を回避しながら、稼働の確実性も担保しました。
POINT 03|本業と両立できる提供形態へ
人が張り付くコンサルティングではなく仕組みでの提供にしたことで、店舗運営を抱えたまま新規事業を回せる形に。供給量が本業の稼働時間に縛られません。
POINT 04|投資回収フェーズのない立ち上げ
新規開発投資が発生していないため、売上がそのまま事業成果として残る構造。初月から収益フェーズに入ることができました。
この記事を監修した人
本記事の監修者 芝優作(MIRAINA代表 / AIコンサルタント)
芝 優作 MIRAINA代表 / AIコンサルタント

中小企業向けに、業務効率化・AI導入支援・研修・RAGチャットボット開発を提供。 九州大学大学院でLLMに関する研究にも従事。

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本業で培ったノウハウと既存システムの掛け合わせで、
開発投資なしに新しい収益源を立ち上げられる場合があります。

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