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n8nを用いた『Slack内でのDM送信自動化』システムを導入
〜約15時間の作業時間削減&3万円のコストカットに成功〜
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n8nでSlackに新規メンバーが参加したことを検知し自動でDMを送信
この度、株式会社Niarail様へ、n8nによるSlackのDM送信自動化システムを導入いたしました。
株式会社Niarail様について
- 業種:Webマーケティング
- 従業員数:10人
- 今回自動化ツールを導入した部門:営業部門

導入背景
貴社では、クラウドワークス内でwebライティングの業務委託先を募集しており、契約したワーカー様には貴社のSlackワークスペースに参加してもらっていました。
ワークスペースに参加後、初回登録のためのGoogleフォームを新規ワーカー様にDMしていました。
しかし、契約するワーカー様が多くなってくると、それぞれに対してGoogleフォームを送信するのは手間がかかります。
さらに、今後数百人規模でのワーカー様との契約を予定しており、今後のDM送信にも膨大な時間が割かれることが予想されたため、自動化ツールを導入することにしました。
また、今後貴社内で他業務の業務効率化や内製化を進めていくために、非エンジニアでも扱いやすいノーコードツールの導入を検討しており、今回 n8nによる『DM送信自動化ツール』を導入するという方針に決定しました。
自動化ワークフローについて
今回導入した自動化ツールは、Slackに新規メンバーが参加したことを検知し、その参加者に自動でDMを送信するシステムです。
具体的には、以下のようなワークフローを設定しました。
- 1. Slackに新規メンバーが参加したことを検知
- 2. 参加したメンバーに対して、初回登録のためのGoogleフォームを送信
- 3. 正常にDMが送信されたかをチェック
- 4. スプレッドシートにエラーログ(エラー発生時刻 / エラー詳細/ エラー発生対象参加者)を保存
- 5. 正常にDMが送信されていない場合、管理者のSlackアカウントへエラー内容を通知

自動化による効果
自動化により、以下のような効果が得られました。
- ・約15時間の作業時間削減
- ・約3万円の人件費を削減
業務効率化で創出した15時間を『顧客接点の増加』に集中投下することで、見込み顧客への接触回数が増え、アポイント獲得・成約の上流から改善が進みます。これにより、短期的な売上増に加え、中長期のパイプライン拡充も期待できます。
その他 Slack × n8nの活用事例
n8n と Slack を連携したそのほかの活用事例を紹介します。
活用事例1:n8n × Slack × Notionの連携で社内AIチャットボット開発
Slackを窓口に、Notionの社内ナレッジから回答を生成するAIチャットボットをn8nで開発。問い合わせ対応の初動を自動化し、ナレッジ活用と対応スピードを両立します。
- 1. Slack 内のAIチャットbotにメンションで質問受付(スレッドで応答)
- 2. n8n が Notion から関連ページを検索・要約し、回答文を生成
- 3. 回答には参照元Notionリンクを添付し、一次情報へ誘導
- 4. 信頼度が低い場合は担当者に自動エスカレーション&通知

活用事例2:n8n × Slack × Googleスプレッドシートでリード管理を自動更新
Slackからの簡易入力でリード情報をスプレッドシートに自動登録・更新。重複チェックや担当割り当てまでn8nで一気通貫に処理します。
- 1. Slackのスラッシュコマンドでリード情報を送信
- 2. n8nがスプレッドシートで重複(メール/社名)をチェック
- 3. 新規なら追記、既存なら該当行を自動更新(担当/ステータス)
- 4. 結果をSlackへ返信し、次アクションを提案

活用事例3:n8n × Slack × HubSpotで商談ステータスを自動同期
Slack上の報告だけでHubSpotの取引(Deal)を自動更新。パイプライン整備と可視化を省力化します。
- 1. Slackで「#deal-update」に商談メモを投稿
- 2. n8nがHubSpot APIで該当Dealを検索
- 3. ステージ・金額・次回アクション日を自動更新
- 4. 更新結果をスレッド返信し、関連タスクも自動発行
