更新日:2025年11月8日

MIRAINA(ミライナ)は中小企業のAI導入を支援します

Gmail × n8nで求人応募メールをスプレッドシートへ自動転記

〜応募対応のスピードと精度を両立し、転記業務を完全自動化〜

\ 自動化について相談してみる /

お問い合わせはこちらから

\ n8nを学んでみる /

資料ダウンロードはこちらから
MIRAINAが株式会社LiaN様へ導入したスプレッドシート自動転記システム

n8n × Gmailで求人応募メールの転記作業を自動化

この度、株式会社LiaN様へ、Gmailに届く求人応募メールを解析し、スプレッドシートに自動転記するシステムを導入いたしました。

導入背景

従来、LiaN様では求人応募メールに記載された応募者情報(氏名・住所・学歴・転職希望時期など)を、担当者が手動でスプレッドシートに転記していました。

しかし、応募数が増えるにつれて転記作業に多くの時間がかかり、また、メールを見逃して対応が遅れるケースも発生していました。

その結果、対応の遅れにより求職者が他社へ流れてしまうケースがあったため、「対応スピードの最大化」と「転記作業の自動化」を目的として、n8nによる業務効率化ワークフローを導入いただきました。

自動化ワークフローの構成

今回構築したワークフローは、GASによるGmailに届いた特定のメールの自動検知とWebhook経由のn8n処理を組み合わせたもので、処理精度と実行制限の両方に配慮した構成です。

  1. 1. Gmailで特定件名の未読メールを自動検知(Google Apps Script)
  2. 2. GASからWebhook経由でn8nへデータ送信
  3. 3. n8n側で本文を構造解析し、必要情報(氏名、住所、学歴、転職希望時期など)を抽出
  4. 4. Google Sheetsノードで応募者情報を自動転記
  5. 5. 処理完了後、Gmailの該当メールを既読化
n8nによる求人応募メール転記自動化ワークフローの構成図

自動化による効果

  • ・毎月平均500件以上の応募情報のスプレッドシート転記を完全自動化
  • ・手作業にかかっていた時間を大幅削減(1件あたり平均3分 → 0分)
  • ・対応スピードを高め、求職者の離脱や他社への流入を防止