AIエージェント開発会社にて第2回n8n勉強会を実施
〜ノードの体系化と実装の限界値を学び、実務要件を適切に設計するスキルを習得〜
n8nのノードを6つの基本概念に体系化して理解し、ノーコードツールならではの「実装の限界値」を学ぶ勉強会を実施しました。
座学での概念理解に加え、実務を想定したメール自動化フローを構築するワークショップを行い、要件定義から実装までのプロセスを習得しました。
DATA
AIエージェント開発会社A様について
- 企業名
- AIエージェント開発会社A 様(都合により詳細を省略)
- 業種
- 教育系・IT(特にAI)
- 事業内容
- システム開発・e-learning
BACKGROUND
実際の業務フロー構築における課題解決能力の向上と、ツールの「限界値」の理解。
前回の基礎学習(JSON・配列)が大変好評をいただき、「ぜひ実践編も開催してほしい」との熱いご要望を受けて第2回の開催が決定しました。
前回の学習を経て、実際の業務フロー構築における課題解決能力の向上が求められていました。
特に、n8nで「何ができて、何ができないのか(限界点)」の理解が曖昧なままだと、実装後のエラーやタイムアウト、過度な複雑化を招くリスクがありました。
そこで今回は、開発チーム全体が適切に要件を分解し、ツールの限界を考慮した設計ができるようになること
- ツールの限界が曖昧
- 実装後のエラーやタイムアウト
- 過度な複雑化のリスク
- 実装可能範囲の体系化理解
- 限界値を考慮した設計
- 論理的な要件分解スキル
図解:勉強会による課題解決イメージ
CONTENTS
勉強会のステップと内容
今回の勉強会では、「n8nの実装可能範囲とノードを体系化して理解する」ことをゴール設定とし、以下の3つのパートで進行しました。
1. ノードの6つの基本概念の理解
- データ取得(API / Webhook / スクレイピング)
- 構造化(JSON加工 / 配列展開)
- 判定(If / Switch)
- AI連携(生成 / 分類 / エージェント化)
- ループ処理(繰り返し処理)
- 外部出力(Slack / Gmail / Sheets / DB)
2. n8nの限界値(4つの壁)の把握
- API非提供による限界
- API制限(レートリミット等)による限界
- n8n自体の制限(メモリ不足・実行時間)
- 要件の複雑化(多重ループ・深いネスト)
3. 実務要件の分解ワークショップ
「資料請求メールから企業情報をAIで調査し、提案メールを作成する」というシナリオを用い 、ステップ1、2で学習した内容を参考にしながら要件を分解・設計する方法を実践しました。
RESULT
体系的な理解と、設計スキルの向上
この勉強会を通して、参加者はn8nのノードを機能ごとに体系的に捉えられるようになりました。 また、単に動くものを作るだけでなく、API制限やデータ量によるタイムアウトなどの「限界値」を事前に考慮した設計スキルの向上が見られました。 ワークショップでは、複雑な業務フローを5つのステップで論理的に分解し、実装に落とし込むプロセスを体得することができました。
中小企業向けに、業務効率化・AI導入支援・研修・RAGチャットボット開発を提供。 九州大学大学院でLLMに関する研究にも従事。